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十勝2×4協会ブログ

2018年10月30日

十勝2×4協会40周年記念式典の様子が勝毎に掲載されました

10月24日に開催された、十勝ツーバイフォー協会40周年記念式典と講演会の模様が十勝毎日新聞に掲載されました。

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また、式典に参加したCOFI(カナダ林産業審議会)のショーン・ローラー氏の来帯の記事も同じ面に掲載され、かなり目立つ扱いとなりました。

新聞では連日、当協会の記事が掲載されました。
あらためてご紹介したいと思います。

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2018年10月24日

40周年記念広告の掲載

今日は立て続けに投稿いたします。

昨日の十勝毎日新聞に、40周年を記念した1ページ広告が掲載しました。

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※上記画像をクリックすると、別画面に拡大表示されます

これからまた、50周年、100周年と多くの会員と共に祝えるよう、地道な活動を続け、十勝の住宅の質の向上に貢献してまいりたいと思います。十勝のみなさま、今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。





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2018年10月24日

勝毎連載記事のご紹介:十勝2×4協会40周年 切磋琢磨の家作り(2)

十勝毎日新聞の連載2回目です。

十勝2×4協会の会員が建てる住宅の品質について、「フレーミング検査」と「気密性能検査」の2つの検査を自主的に行ったことと、クレームの原因や逆に好評だった取り組みなどを会の中で積極的に発表したり、話し合ったりしたことで、会員の施工レベルが平均的に上がり、それがお客さまからの良い評判につながり、受注につながったことで、ツーバイフォー工法が十勝管内に根付いた原因だとまとめられています。

ツーバイフォー工法の比率は過半数を超えており、ここまで普及したのは十勝だけです。

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当協会が結成された背景には、管外から進出してきた大手ハウスメーカーに対抗する意味合いもありました。
本来ライバルであるはずの地元工務店が手を取り、お互いが切磋琢磨することでレベルを上げ、結果的に生き残ることができたのです。

もちろん、十勝のみなさまの時には厳しく、時には温かいお声もたくさんちょうだいしました。
そうした家づくりに対する真剣な声が私たちの家づくりを進歩させたのだと思います。


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2018年10月23日

勝毎連載記事のご紹介:十勝2×4協会40周年 切磋琢磨の家作り(1)

十勝毎日新聞に、協会創立40周年を記念して、これまでのあゆみを振り返った特集記事が2回に渡って掲載されます。

今日は、1回目として、40年前の当協会誕生のよもやま話などを取材していただき、記事にしてもらいました。

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※上記画像をクリックすると、別画面で拡大表示できます

発足当時から活動しているウッズ建築設計事務所の山口所長も、発足当時は現在のツーバイフォー工法隆盛は予想していなかったようです。今日発売の十勝毎日新聞では、十勝でツーバイフォー工法が普及した要因について、当協会の果たした役割などをまとめていただきました。



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2018年07月31日

親子DIYフェアは、おかげさまで大盛況でした

180731_DIY1.jpg十勝2×4協会では今年創立40周年を迎え、記念事業を次々と開催しております。その1つとして7月29日(日)に、帯広市西2南9の「TOKACHI ICE PARK」で「親子de夏休みDIYフェア」を開催し、大盛況のうちに終了しました。この場を借りて、参加いただいた親子のみなさま、ご協力いただいた会員関係者にお礼を申し上げます。


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事前予約なしで、1回20組、午前2回、午後2回の合計4回開催し、80組の親子連れにスツール制作を体験していただこうというこのイベント。「予約なしのイベントで、果たして当日、お客さまは80組も集まるのだろうか」と心配していました。

ところが、当日は朝から参加希望者が殺到。午前11時には4回開催全ての定員が埋まってしまうという嬉しい悲鳴でした。参加できなかった親子のみなさま、ごめんなさいです。


180731_DIY4.jpgさて、スツールは材料があらかじめカットされていて、組み立てればいいようになっていました。この材料を組み立てて電動ドライバーでビス止めし、表面をヤスリで削ってきれいにして、あとは好きな色を塗って完成。
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十勝毎日新聞の記事にもあるように、このキットを考案したのは正会員のTRADの鈴木和也建築部長。三角形の形状ですが、安定性が高くなるよう工夫をしています。


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写真をご覧下さい。当日は次代の社長候補など、若手中心に当会会員が必死でサポートいたしました。でも、お子さまの笑顔で疲れも吹き飛ぶほど、やりがいを感じました。

このイベントを通じて、より多くの方にモノづくり、家づくりについて興味を持っていただき、今後家を建てる時にわたしたち協会のことや活動を少しでも思い出して、会員工務店で建てることをご検討いただければ嬉しいです。






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2018年07月27日

道立帯広高等技術専門学院の生徒が会員現場を見学

最新の国勢調査によると、道内の10代の大工はわずか百数十名。20代の大工も1000名を切っている状況です。今後、深刻な人手不足が予想されています。次代の作り手を育てるのは、大きな課題となっています。

そんな中、道立帯広高等技術専門学院の建築技術科に通う生徒たちが、7月20日、十勝2×4協会会員の協力で2×4工法について学びました。

午前中は、とかちプラザでウッズ建築設計の山口さんが講師となり、2×4工法について会員向けに講義を行いました。午後からは、帯広高等技術専門学院の先生、生徒が加わり、バス2台で現場を回りました。

外城建設(清水町)の現場では、同社の担当者が学生たちに現場での工夫について説明。

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当会の会員は、こうした明日の建築を担う学生さんを応援し、インターンシップと呼ばれる職業体験を受け入れたりするなど、現場の仕事の楽しさ、やりがいなどを伝える努力をしています。

その結果、学院を卒業後に会員工務店に就職する学生も出てきています。
今後も、こうした学院の取り組みに協力し、建築業界で働く若い人たちを少しでも増やしていければ、と考えています。

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2018年06月28日

十勝2×4協会 40周年記念行事その2 カナダ住宅セミナーを開きました

十勝2×4協会では6月19日、設立40周年記念行事の1つとして、カナダ在住の伊藤公久(キミ伊藤)氏を講師に招いて帯広市百年記念館で研修会を開きました。

研修会のテーマは、ツーバイフォー建築の本場・カナダで耐震性を確保するためにどのようなルールで建築しているのか、そして日本がZEH(ゼロエネルギー住宅)を推進しようとする中、カナダの取り組みはどうなのか、という2つ。

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赤坂正会長

奇しくも前日の18日朝、大阪で思いも寄らない震度6弱の大地震があったばかり。赤坂正会長は、研修会冒頭のあいさつで「まずは、大阪北部の大地震で亡くなられた方に哀悼の意を表します」と話した上で、協会とカナダとのつながりを説明。そして、伊藤氏が登壇しました。

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伊藤公久氏

伊藤氏は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州立大学で木造建築構造力学を専攻して卒業。その後、木造建築の構造設計、住宅建築の省エネルギーコンサルタントを主な業務とするK.ITO&ASSOCIATES LTD.を設立。同州のバンクーバーでサスナビリティーを目指した建築設計・施工管理に取り組んできました。

こうした経験を生かし、北海道内でカナダの技術・基準によるスーパーEハウスやネットゼロエネルギーハウスの設計・アドバイスなども行ってきました。帯広にもこれまで何度も訪れており、当会との交流も古くからあります。

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会場には、会員だけでなく道内各地からも参加者があった

伊藤氏は、耐震性の確保に関連し、住宅でもっとも重要なのは「『命を守る』こと。そのためには、大地震で倒壊しない耐震性だけでなく、住める状態で残ること、また経年劣化による老朽化を防ぐことで長く安全に住めることも必要。そこで、基礎のきちんとした設計や防湿措置などが大切になり、大きな揺れを受けたときに建物が浮き上がらないよう基礎と緊結する金物が必要」と話しました。

ネットゼロエネルギーハウスについて、カナダでは2030年をメドに、新築建物は全てネットゼロレディー(ネットゼロ建物の準備ができている)にするという方針を説明。その上で、ブリティッシュコンロビア州では、目標到達を2032年にずらしています。その理由は、ネットゼロエネルギー住宅の技術者養成が急務であり、そのために時間が必要なんだそうです。

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ブリティッシュコロンビア州が定めたネットゼロレディハウスの目標

日本では2020年に新築住宅の半数をZEH(ネットゼロエネルギー住宅)にするという目標があります。ただし、これは義務ではなく、努力目標です。また、戸建住宅以外のマンションやアパート、さらに店舗など住宅でない建築についてはZEHの具体的な目標数字は決まっていません。

これに対してカナダでは、お金のかかる太陽光発電システムの搭載を求めない代わりに、今以上の高断熱化と・高効率設備の採用でエネルギー消費を大幅に減らすネットゼロレディを全ての新築建物に義務化すると宣言しました。アパートや商業建築も全て対象となります。日本で2020年に全ての建物に義務化されるのは、現行の省エネ基準をクリアすることだけです。そう考えると、カナダは日本よりもずっと厳しい目標を立てていることがわかります。

実はカナダでは、石油ショック以降にR-2000住宅やスーパーEハウスといった省エネ住宅の目標を作り、日本よりも高性能な家づくりを進めてきました。そうした歴史があるからこそ、高い目標を設定できるのです。

十勝2×4協会では、こうした先進的な事例を学びながら、自主的に地球環境にやさしいCO2を出さない家づくりを進めていきたいと考えています。


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2018年03月28日

十勝2×4協会 40周年記念 カナダツアーレポート (下) ウッドファーストの国

3月24日付けで十勝毎日新聞に掲載された、十勝2×4協会 40周年記念 カナダツアーレポートの3回目(最終回)です。
 
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上記画像をクリックしていただくと、拡大表示されますので読みやすくなります
 
今回の記事のテーマは、地域材活用です。カナダのブリティッシュコロンビア州では、州の公共建築物は必ず木造で可能かどうか検討しなければならないという法律「ウッドファーストアクト」が9年前に制定され、中層・大規模建築物の木造化が進んでいるそうです。ツアーの一行は、地域材が3820m3も使われた大規模建築物であるスポーツ競技場を見学しました。
 
実は十勝でも足寄町役場や豊頃町民プールなど公共建築物が木造で建てられるなど、取り組みが始まっています。
ツーバイフォー工法は、こうした中層・大規模建築物にも適しており、東京では5階建ての建物が試験的に建てられるなど、技術的な課題は既にクリアしています。
 
十勝ならば、リゾートホテルなど、木造の良さを生かせる大規模な建物にツーバイフォーが採用され、地域の木材が多く使われれば、地域経済の活性化にもつながります。
 
十勝がかかえるいろんな課題に対して、既に答えを出しつつあるカナダの先進的な取り組みは、とても参考になり、参加した会員も大満足でツアーを終えました。
 
今後もこうした学びを継続的に進め、十勝のみなさまにいろんな形で貢献・還元できる団体でありたいと考えて活動しております。
 

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2018年03月27日

十勝2×4協会 40周年記念 カナダツアーレポート (中) ZEHへの取組み

3月22日付 十勝毎日新聞1面に連載記事の2回目が載りました。
 
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上記記事は、クリックしていただくと拡大表示されますので読みやすくなります。

 
今回の記事では、日本でも政府が普及を進める「ZEH」(通称ゼッチ、年間の一次エネルギー収支をゼロにする住宅)がカナダでも普及が見込まれており、しかもそれが難民受け入れのためのタウンハウスの新築で採用された、という話です。
 
このタウンハウスの新築には、市民が寄付をして「カナダ国民になってほしい」という願いがこめられているそうです。
 
難民の受け入れは、カナダのトルドー首相が公約に掲げていることもあり、受け入れへの理解が進んでいるようです。
 
この記事では、参加した当会会員のコメントも引用されており、「カナダも十勝も気候は大きく違わないのでZEHへの取り組みは参考になる」と話しています。

 
 

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2018年03月24日

十勝2×4協会 40周年記念 カナダツアーレポートが勝毎1面に載りました

前回のブログでお伝えした、十勝2×4協会 40周年のカナダ視察旅行の模様を、十勝毎日新聞社の記者が「北米建築の今」として短期連載記事にまとめてくれました。
地元に密着した新聞社によって大きなニュースとして取り上げていただけるのは、嬉しい限りです。

3月21日(水)に(上)が載り、この後(中)(下)と合計3回掲載されます。

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カナダの先進的な製材工場を視察し、住宅需要の増加と大工不足の矛盾を解消するために工業化(パネル化)が進んでいることを指摘。道内でも工不足が進むことから、合理化のためパネル化が普及するだろうという鋭い指摘をした記事です。

当会の賛助会員である丸十木材さんも、こうしたパネル化に早くから取り組んでいます。
工務店1社では取り組みにくいことでも、同じ志を持った工務店20数社が集まり、建材店やメーカーなどの賛助会員の協力も得ることで、こうした共通の悩み、課題に取り組むことができます。



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2018年03月02日

十勝2×4協会 40周年記念行事その1 カナダツアー報告

十勝2×4協会では、今年設立40周年を迎える節目を記念し、さまざまな行事を企画しております。

まずは2月12日から18日まで、40周年記念行事の一環として行われたカナダ視察ツアーを報告します。これは、当協会発足時から、技術面など多方面にわたって交流し、十勝でのツーバイフォー工法普及に貢献してきたカナダ林産業審議会(COFI)の協力で実現しました。

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上記十勝毎日新聞の記事にもあるように、出発に先立ってCOFI主催セミナーも開かれ、全国から設計事務所や工務店などが参加してツーバイフォーについて学び、当協会の会員が手がける建築現場も見学しました。


さて、12日からのカナダ視察では、一行はアルバータ州にある最新のツーバイフォー材製材工場を見学したほか、最先端の省エネルギー建築の視察、そして十勝にも良質なツーバイフォー材を供給しているカナダ現地の林産業関係者らと懇親を深めました。

下記の十勝毎日新聞記事では、同社の記者が同行取材し、視察中に記事として報告してくれました。

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今後は、建築関係者向け、消費者向け、それぞれにイベントなどを企画しております。詳しいことが決まり次第、またご報告させていただきます。




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2017年12月25日

カナダ林業関係者が十勝2×4協会と交流

今回は12月初めに掲載された十勝毎日新聞の記事から協会の活動を紹介します。

11月20日にカナダ林産業審議会(COFI)のメンバー5名が十勝を訪れ、十勝2×4協会会員の現場8ヵ所を回り、交流を深めました。COFIとは、協会発足時からの長い技術交流があり、十勝のツーバイフォー住宅の技術向上に大きな貢献をしてきました。

さらに、昨年の台風上陸で大きな被害を受けた会員の(有)外城建設に直接お見舞いに訪れるなど、親交も深いのです。


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今回は、株)岡本建設の現場では、2×6工法に付加断熱を採用した高断熱仕様の内部を見学。
カナダの住宅と変わらない高性能ぶりに関心しながら、この40年の交流の積み重ねが十勝の家づくりを進歩させたことに感慨深げでした。

当協会では、来年2月に創立40周年を記念してカナダに訪問することも決まっており、今後もよりよい家づくりに向けた交流は続いていきます。

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2017年08月10日

十勝2×4協会の日頃の活動について(1)施工技術勉強会

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十勝2×4協会では、会員工務店が集まって定期的に例会を開く以外に、技術勉強会やフレーミング検定、気密測定などの活動を行っています。

 
7月26日(水)、緑ヶ丘公園にある帯広百年記念館で会員向けの施工技術勉強会を開きました。会員23社から55名が参加しました。


ツーバイフォー工法で品質の高い住宅を建てるためには、基本に立ち返って自分たちの知識、技術を見直すことが必要です。そこで、当協会では毎年施工技術勉強会を開いて、基礎本的な知識の再確認と、タイムリーな住宅・建築の話題について講師が解説しています。


今回は、ウッズ建築設計事務所の山口正所長が講師となり、住宅金融支援機構の「枠組壁工法住宅工事仕様書」をテキストに使って講演しました。


また、建築足場のリースなどを行うテクノ興国の西谷強次社長が施工現場での安全管理について話しました。


その後、幕別町と帯広市、芽室町の会員が施工している現場を訪れました。テキストや話を聞いて学んだことを、施工現場で自分の目で見て復習し、現場での実態を知ることで深い理解に結びつけていく取り組みです。


この模様は、十勝毎日新聞でも記事として紹介されました。
地道な取り組みですが、毎年続けています。


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2017年06月14日

世界最大規模・製材会社の本部長が当協会で講演

十勝2×4協会は5月26日、帯広市内の「とかちむら」で5月例会を開きました。
例会では、世界最大規模の製材会社のカナダ・ウエストフレーザー社から輸出販売部本部長のアラン・ショウ氏が来帯し、「北米の木材市況・今後の動向について」講演しました。
 
 
ショウ氏は、同社の事業展開について説明しました。日本に供給しているツーバイフォー製材は、他の国よりもグレードの高い品質にこだわった製材であることや、今後も市況に左右することなく安定供給に努める。日本市場の重要性を強調しました。
 
カナダは、当会がツーバイフォー建築技術を学んだ国でもあり、またそのノウハウを隠すことなく教えてくれました。1980年代後半に紹介された頃は日本のはるか上を行く性能だったカナダの「R-2000基準」は、十勝にとって目指すべき目標の1つとなりました。
 
※専門的な内容で少々わかりにくいですが、R-2000について詳しくは北海道住宅新聞の記事(http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/16-1-5.htm)をご覧ください。
 
 
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十勝毎日新聞でもこの講演内容は紹介されました。
 
協会では、今後もこのような勉強の機会をできるだけ多く作っていきたいと考えています。
 
 

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2016年09月21日

札幌へ研修に行ってきました

9月14日、十勝2×4協会のメンバー十数名で札幌圏の地場ビルダーなどが手がけた住宅や店舗を視察してきました。
 
いずれも地域に根ざし、品質の高い住宅や木造の店舗建築を手がけている有力な会社ばかりで、たいへん参考になりました。
 
1.三五工務店(札幌)
最初に訪れたのは、札幌市北区にある三五工務店様のモデルハウス
子会社と併せると年間60~70棟受注するという規模の大きな工務店です。
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社名にもちなんだという、外壁「350mm」断熱に、木製の4重ガラス入り窓、道産の木材や塗り壁、床材など、高性能と地産地消にこだわり、落ち着く大人のデザインが印象的でした。説明にあたった三五工務店・相原常務は、技術的な質問にも即答され、新しく採用した建材・設備の評価も話してくださり、たいへん参考になりました。
 
参加者も、デザインの細かなところまで観察したり、屋根防水の新工法や断熱構成について質問するなど、積極的に見学していました。
 
 
2.武部建設(三笠)
次に訪問したのが、岩見沢市、三笠市を地盤とする武部建設様。全道で約300社が加盟する道内最大の工務店団体・(一社)北海道ビルダーズ協会(http://www.do-ba.net/about.html)の代表理事も務める武部豊樹社長が応対してくださりました。
 
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道産野菜を加工して高品質のソースやドレッシングなどを作り、首都圏の高級食料品店などで高い評価を得ている「ノースファームストック」さんの店舗を見学しました。
鉄骨造の建物に木造で増築するという離れ技を実現。武部建設さんでは、住宅だけでなくこうした木造の店舗・事務所建築にも力を入れ、成果を上げているそうです。
 
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また、忙しい中ノースファームストックの早坂社長にも熱い話をしていただき、お土産を買い込む人が続出。
 
 
3.丸三ホクシン建設(石狩)
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午後からは、石狩市で丸三ホクシン建設様のモデルハウスを見学。建築材料といった地産地消だけでなく、太陽光発電の電力を売電せずに自宅内で消費、蓄電し、暖房に道産材の端材を燃やせる薪ストーブなどを使い、「エネルギーも地産地消」というコンセプト。
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もちろん、超高断熱や地中熱ヒートポンプなど省エネ機器も採用しています。外観は、ちょっと懐かしいデザイン。先人が開拓し、災害時は皆で助け合ってきた歴史に思いをはせ、北海道らしい自立した暮らしができることを目指したモデルハウスです。
 
 
4.J建築システム(札幌)
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最後に、基礎工法や耐震工法で革新的なシステムを開発したメーカー・J建築システム様のモデルハウスを訪問。古い住宅を同社が開発した耐震工法部材などを使ってリノベーションし、省エネ化や構造補強や仕組みなどを説明しています。
 
PCM蓄熱という新しい技術を使った断熱改修など、興味深いものでした。リフォームやリノベーションはこれからさらに需要が増えると予想されていますので、こうした技術開発が道内の会社で行われているのは心強いことです。
 
 
1日に4社のモデルハウスや建物を回り、それぞれじっくりお話も聞けて有意義な研修となりました。
 
今後も新しい学びを求めて、時期を見て研修を実施したいと思います。
 
 








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2016年07月07日

当たり前のことを必死にやる重要性

先日、帯広で工務店経営セミナーがあり、当協会のメンバーも何名か参加しました。
講師は、新潟市で「オーガニックスタジオ新潟」を創業し、わずか3年で「行列のできる工務店」にした社長の相模稔さんです。
 
相模さんは大学卒業後、大手住宅FCのスーパーバイザー(FC加盟店に経営指導などをする)として活動され、その後大手ハウスメーカーで営業をしていました。
2007年の中越沖地震の後、「地元に役立つ住宅会社を作りたい」と一念発起して今の会社を創業します。
 
年間施工棟数は20棟前後で、本州の工務店としては決して多い方ではありません。
しかし、北海道の北方型住宅並みの高性能住宅を標準仕様にし、自然素材をたっぷり使った特色ある住宅を建てており、「今建てたいと言われてもスケジュール的に無理です」と言ってしまうほど忙しい会社です。
 
短期間で安定経営の工務店にできた秘密は何なのか。
それは、大手FCやハウスメーカーにいた経験から、工務店経営を変えたことでした。
経営学の考え方を取り入れて、「こうすれば良くなる」という枠組を作ったのです。
 
たとえば、高性能な住宅を建てる工務店は道内にたくさんありますが、全てが経営順調なわけではありません。良いモノを作るから売れるとは限らないからです。
 
「家づくりは性能追求が目的ではなく、性能の良い住宅でお客さまにどんな利益があるのかをわかりやすく説明することが大事」と言い、「自社の家づくりの良さをアピールするには、デザイン力や写真の力も大事」と言います。
工務店は技術力を追求するだけでなく、情報発信力や営業力、経営力などバランス良く取り組んでいかないとダメだというのです。
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※性能の良い住宅と、ローコスト住宅との比較。細かい計算の部分は意図的にぼかしています
 
しかし、大手メーカーのように広告宣伝費を大量にかけることはできません。どうするか。経営学で「弱者の戦略」と言われるランチェスターの考え方を取り入れます。
8年前、当時はさほど力を入れない工務店が多かった中で、相模さんはホームページにブログを積極的にアップします。そのことで契約が取れ、手応えを感じたそうです。
 
その後、ほとんど毎日ブログを更新し、業界からも一目置かれる存在となり、有名になります。
 
びっくりしたのは、週末の完成見学会の前にわずか2時間で家の内外観の写真を社長自ら撮影し、夜にはまとめてホームページに公開してしまうことです。
 
「撮影用の家具を持ち込み、ささっと撮って、フォトショップで少し修正するなど、ルーティーン化しているのでラクです」と相模さんは言われるのですが、ホームページを拝見すると写真の腕前はかなりもの。これがいかに大変なことかは、建築写真を撮ったことがある人なら想像がつくでしょう。
 
また、高性能な住宅を提供するために、勉強会に加入し、技術情報系のサイトで勉強します。いいと思ったことはとことん取り組んでいるようです。たとえば、南面の窓は、日射取得を優先したガラスを選びますが、北海道でも意外とそうなっていない地域があるそうです。「断熱先進国の北海道がどうして?」と言います。
 
「当たり前にやるべきと思われることを、愚直なぐらいまじめに取り組む」
これが短期間で経営を安定させた秘訣なのかもしれません。
 
「設計は○○先生をベンチマークにしています。Web活用は○○工務店を参考にしています」など、自分が強化したい分野にそれぞれ「お手本の先生」を決め、学んでいるのだそうです。
 
ちなみに、4年ほど前から相見積もり(数社から住宅の見積を取ること)がなくなったそうです。Webで詳しく情報発信をし、会社のファンになってもらってから設計申込みをしてもらう。そのときに「相見積もりをしていない」かどうかを確認しているそうです。
 
見積をすれば、契約率は90%を超えるとか。つまりムダな営業活動をしなくて済むわけです。だから、適正な価格で住宅を建てても利益が取れる。会社にもお客さまもいいことだらけです。
 
地域性の違いなど、十勝で同じことができるかどうかはわかりませんが、お客さまと工務店の信頼関係ができた上で設計をするというスタイルはぜひ真似たいところです。
 
 

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2016年05月06日

熊本地震への義援金を寄付しました

4月28日、十勝ツーバイフォー協会は十勝毎日新聞社を通じ、平成28年(2016年)熊本
地震被災者への義援金10万円を寄付しました。
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十勝はこれまで海洋プレート型の地震が多く、直下型地震の被害は経験がありませんが、
断層帯は走っており今後直下型地震が起こらないという保証はありません。
ですから、熊本・大分の大きな被害は、決して他人事ではありません。


微力ながら、少しでも復興へ応援できればと考え、寄付しました。
今回の大地震に遭われた熊本・大分のみなさまがいち早く平穏な暮らしに戻れるようお
見舞申し上げます。
 
 
ツーバイフォー住宅は、1995年の阪神・淡路大震災で震度7を記録した時も全壊した家
はなく、しっかりとした造りに定評があります。
 
十勝ツーバイフォー協会では、毎月行うフレーミング検定など、技術力向上に力を注い
でいます。これからも、十勝のみなさんが安心して住み続けることができる住宅をご提供
していきます。
 

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2016年05月06日

大工さんがツーバイフォーの施工を座学で学びました

4月26日、帯広市の帯広百年記念館でツーバイフォー工法に取り組む大工さん向けに、
施工勉強会を開催し、19社から約50人が参加しました。
 
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ツーバイフォー工法は、他の地域で主流を占める「在来工法」と呼ばれる木造軸組工法
とは技術的な考え方や施工の仕方が違います。「習うより慣れろ」という言葉もあります
が、実践していて「なぜこうなるのか?」と疑問に持つ大工さんも多いはず。
 
そこで、施工勉強会を開催し、大工さんの理解をより深めてもらいました。
 
勉強会の内容は、(独)住宅金融支援機構の「枠組壁工法住宅工事仕様書」に基づき、
ウッズ建築設計事務所の山口正所長がわかりやすく解説しました。
 
写真の通り、多くの参加者があり、大工さんの意欲の高さに改めて感心しました。

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2016年03月31日

地域工務店の戦略~福島明先生を招き勉強会を開く(2)

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■■地域工務店の戦略~手作りとローテクを大切に■■
断熱・気密技術の普及は、北海道の家づくりを大きく変え、それまでのいろいろな制約や不便さから開放しました。どこでも暖かいので室内を広く活用でき、基礎断熱で床下空間も活用。そして結露や構造体の腐朽から開放されたことなど。ここから、「北海道スタイル」と呼ぶ新しい家づくりが始まります。
 
地域工務店が大手ハウスメーカーに対抗するには、大量生産を前提にした工業化住宅とは違う価値をアピールする必要があります。それは手作りの良さです。日本はこれまで手作りを大事にしてきた国です。大手メーカーが採用しているキレイな木目の床材。実はプラスチックなどを使って木のように見せかけた商品です。これに対して、本物の木の良さをアピールできるのは工務店の家づくりだからできること。
 
また、ZEHの実現には省エネ設備や太陽光発電の採用が必須ですが、最先端の設備にあまりこだわらない方がいいと思います。それは、耐久性や取り替える際のコストなどを考えるとお客さまにとってリスクがあるからです。
 
地域工務店が取り組むべきは高断熱化です。先の研究結果のように、高断熱化で健康増進の効果はアピールできても、太陽光発電の設置で健康増進をアピールするのは難しい。また、設備工事は費用に占める機器代などの割合が高くなりますが、高断熱化は断熱材といった材料費よりも大工さんの人件費(施工の手間)の割合が高くなります。地元にお金や仕事がまわるという意味で、人件費比率が高いことはいいことです。
 

■■家づくりは民家型で■■
大手メーカーと地域工務店が目指す家づくりは、いろんな面で違いがあります。それを端的に表現すると、大手=宇宙船型、工務店=民家型となります。
 
たとえば同じ高断熱化という目的でも、アプローチが違います。大手が採用する窓は、クリプトンガス入りのトリプルガラス。これは、冬でも日射をシャットアウトし、外界と室内とを分断する考えです。これに対し、工務店は日射透過性の高いトリプルガラスを使った窓に日射遮蔽の工夫を組み合わせます。十勝なら冬は晴れる日が多いので、日中はガラス越しに日射を取り入れて暖房の負担を軽減できます。
 
換気と空調は、大手は熱交換換気にヒートポンプ冷暖房。今後はHEMSを組み合わせることで、熱交換換気の換気量も自動調整されるようになると思います。工務店は、温水パネル暖房をベースに、局所的にエアコン冷房などを組み合わせ、換気も機械換気は法律で定められている最低限のものにして、あとは自然換気などをうまく組み合わせる。
 
これらの違いを一言で表すと大手は「閉鎖型」。つまり、宇宙船のように室内と外界を完全に分離する考え方です。全てが自動で住人が室内環境を考える必要性がほとんどありません。工務店は「閉鎖系」。言葉は似ていますが、意味は全く違います。
 
先ほどの窓に対する考え方に代表されるように、昔ながらの民家のように外と内とをうまくつなげ、自然エネルギーをうまく利用して快適でエネルギー消費の少ない家を作ります。住人が主体的に室内環境をコントロールする家だとも言えます。
 
 
■■断熱リフォームの重要性■■
性能が年々向上する新築住宅に比べて、古い住宅のリフォームは課題があります。大手の会社は、「新築並みにきれいにリフォームできる」というリフォーム商品を発売しました。大ヒットして全国で年間2万件ほど工事をしていると聞きます。内外装を一新してキッチンなどの水回りも変えると1000万円以上はかかります。
 
でも、断熱性能を向上させることはしていません。そこそこのお金をかけても新築よりも少し性能が劣るのは仕方がない・・・これでは「改修して良かった」とお客さまが実感できないかもしれません。
 
リフォームは、新築以上の高性能を目指すことが大切。今度私が手がける断熱改修も、軸組の外側に200mmの断熱材を付加します。これぐらいやらないとインパクトがない。そのための技術は既にあります。コストを抑える工法も開発されてきています。
 
30年前からある外壁100mm断熱住宅の性能向上を考え、発泡系断熱材を外壁の外側に150mm付加して新たな壁仕上げを行う工法を私が研究しました。グラスウールに換算すれば合計約300mm相当の超高断熱になります。既に2社が製品化しており、実績も出ています。
 
また、今年の夏に某ハウスメーカーが十数年前に建てた住宅をさらに高断熱化する計画を立てています。この住宅には通気層があるなど、現在の高断熱・高気密住宅と基本的に同じ工法ですが付加断熱がありません。そこでこの通気層を簡単にふさぎながら付加断熱の施工と新たな通気層を造る施工をし、コスト面も検証するなど、研究を進める予定です。
 
地域工務店は、こうしたきめ細かな仕事が得意であり、それが生き残る1つの道です。
 
 
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以上が講演の要旨です。
十勝2×4協会の家づくりも、どちらかというと「民家型」でしょうか。

今回のお話のように、断熱も「これで十分」というものがありません。
時代とともに要求される性能レベルが変わってきています。
特に最近は、電気料金の高騰やエネルギー情勢の不安定化で、暖房費をなるべく抑える家づくりが求められてきています。

新築の性能向上はもちろんですが、福島先生が指摘されたように、15年前、20年前にきちんと造った家もさらに性能向上ができるということを、リフォームを通じてお客さまにご提案していきたいと考えています。
 
 

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2016年03月30日

地域工務店の戦略~福島明先生を招き勉強会を開く(1)

十勝2×4協会は3月23日、帯広駅前のとかちプラザでセミナーを開催しました。
今回は、「とかち新住協」と「とかちの木で家をつくる会」の2団体からの後援もあり、十勝管内から多くの工務店が参加しました。当会を含め3団体とも地場ビルダーとして地域に合った家づくりや地産地消に取り組んでいます。

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<福島先生の略歴>
セミナーは北海道科学大学の福島明教授を講師に招き、「北海道スタイルと地域工務店の戦略」というテーマで勉強しました。
 
福島先生は、北海道立総合研究機構 建築研究本部 北方建築総合研究所(略称:北総研)に入所後、寒冷地住宅・建築の環境技術の研究に従事し、道の北方型住宅プロジェクトや国の省エネルギー基準策定等に参加。環境・省エネルギー建築賞や国土交通大臣賞、空気調和衛生工学会賞などを受賞。その後、北総研の副所長を経て現職に就きました。
 
セミナーでは、3年前の省エネ基準改定についておさらいし、次に今後の省エネ政策の行方について説明しました。そして北海道スタイルの家づくりと工務店が目指す家づくりの方向性について、最後に地域工務店が取り組むべき重要なテーマの1つである性能向上リフォームについて取り上げました。
 
以下に、福島先生の講演内容をかんたんにまとめました。
 
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■■国の省エネ基準改定のねらいと今後の住宅■■
3年前の省エネ基準改定では、それまで断熱性能優先だったのが、設備の省エネも合わせて評価するようになりました。国がこうした道筋を示す遙か前から北海道では断熱住宅の研究を進めてきた歴史があります。十勝2×4協会が発足したての1979年、道内の研究者らが30年後の新築住宅の性能目標を考えました。研究では、目標値を現在の北方型住宅ECOレベルに設定しており、その成果が後の北方型住宅基準にも生かされました。
 
北方型住宅ECOや札幌版次世代住宅基準など、国の省エネ基準を大きく上回る断熱基準が道内で出てきて、地域工務店は果敢に挑戦し、見事にクリアしてみせました。今や外壁に30cm厚、40cm厚の断熱材を入れている住宅も出てきています。十勝2×4協会のメンバーのみなさんも、そういった住宅に挑戦された方がいらっしゃると思います。やってみると意外にできるものです。
 
一部の大手ハウスメーカーは大胆な超高断熱化を進めており、勢力を伸ばしていますが、大半は取り組めていません。規格化を進めた大量生産システム(=工業化住宅)なので、急に超高断熱化に対応するのは難しいからです。そこに地域工務店が勝つチャンスがあります。今後は、北方型住宅ECOレベルの2倍の断熱性能となるUA値=0.2Wレベルを目標値に進めてほしい。そこまで進めば、国が推進するZEH(ゼロエネルギー住宅)の実現も容易になるし、エネルギー使用量の低い住宅になります。
 
 
■■高断熱化の恩恵は省エネ以外にもたくさんある■■
断熱性能向上の価値は省エネだけではありません。
快適性、耐久性の向上や建物価値の向上だけでなく、健康増進や災害時、老後の安心にもつながってきます。
 
循環器系統の病気は、血圧の上昇が引き金となり、味付が濃く、塩分摂取量の多い地域は高血圧の人が多く、発症率が多くなるため、患者発生率は東高西低の傾向です。ところが、北海道だけは例外で、全国平均程度です。これは、北海道で早くから高断熱・高気密住宅が普及してきたからでしょう。
 
さらに、断熱住宅と住む人の健康の関連を研究する動きが最近活発です。慶応大学の研究によると、室温が低下することで60代以上の高齢者は血圧が大きく上昇するそうです。
 
これまでは、高断熱化を進めても光熱費の低減効果で見れば元を取るまで時間がかかると指摘されていました。ところが、こうした室温変動と病気の関係が明らかになるにつれ、高断熱化で室温が安定することで健康増進や健康保険負担の軽減効果があると評価されるようになり、10年ほどで元が取れるという試算結果も出てきました。
 
 
※次回の「地域工務店の戦略~福島明先生を招き勉強会を開く(2)」に続きます。

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2014年10月30日

勝毎に掲載されました:COFI日本事務所40周年行事に招待

2014年10月25日付の十勝毎日新聞に、十勝2×4協会のニュースが掲載されました。
その内容をかいつまんで、お話しします。
 
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10月16日、東京・赤坂のカナダ大使館でカナダ林産業審議会(COFI)日本事務所
設立40周年の記念行事が開かれました。この催しに十勝2×4協会の赤坂正会長
と中田隆之事務局長が招待されました。
 
今年は、日本でツーバイフォー(2×4)建築が在来工法と同様の簡素な手続きで
建てられるようになった(=オープン化)1974年から数えて40周年という節目の年。
その後2×4工法に取り組む会社が増え、特に十勝ではその暖かさ、耐震性、デザ
イン性を評価して取り組む工務店が急激に増えました。そして、5年後の1979年
には2×4工法に取り組む地域工務店が集まって当十勝2×4協会を発足させま
した。
 
十勝2×4協会は、発足時からCOFIとさまざまな交流がありました。本場カナダの
2×4建築技術を学んだり、計画的に生産・管理された2×4材をカナダから輸入し
て使用するなど、COFIとの交流を深めることで当協会の発展に重要な役割を果
たしてきました。そして今では、十勝の住宅は約6割が2×4工法と言われるほど
普及しました。
 
当協会からは、40周年のお祝いとして2×4にちなんだ2004年産のヴィンテージ
十勝ワイン『山幸』のダブルマグナムサイズを贈呈しました。
※マグナムサイズ=通常の2本分。ダブルマグナムサイズ=マグナムサイズの倍
=通常の4本分(3,000ml)の大ビン。
 
 
記念行事では、全国公募した「2×4建築デザインアワード」の表彰式も開かれました。
 
その後、カナダの政府関係者、日本の国土交通省関係者、木材・建築業界関係
者ら200名以上が参加し、記念レセプションが盛大に行われました。
 
 
カナダと気候の似た十勝で2×4工法が普及したのは必然だったのかもしれませ
ん。今後もCOFIとの協力 関係は続けながら、道産木材を使った2×4材普及に
も取り組んでいきます。


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2014年06月24日

地域材を使ったツーバイフォー住宅の取り組みが紹介されました

十勝2×4協会では、NPO法人「北海道住宅の会」と共同で道産カラマツ材を使ったツーバイフォー住宅に取り組んできました。
 
これは、「木造道産家(きづくりどさんこ)2×4部材供給事業」として林野庁が平成21年度から進めた「地域材を活かした地域型住宅づくり」の補助事業として認定を受け、製材、流通、住宅建設と工務店だけでなく、製材会社、流通会社などの協力も得てモデルハウスを建設。さらに、本会会員がカラマツ材を使ったツーバイフォー住宅を10棟建ててきました。
 
今年春、全国8地域での地域材を使った住宅づくりの取り組みをまとめた小冊子が完成し、その中に当協会と北海道住宅の会の取り組みも掲載されました。
 
補助事業は終了しましたが、小冊子のレポートにもあるように現在ではカラマツ2×4材をSPF材(輸入材)と組み合わせて使用する現場が出てきており、取り組みの成果が出始めています。
 
下の画像が、紹介されたページです。画像をクリックすると、大きな画像で見られます。


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2014年02月18日

カナダ視察ツアー報告

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十勝2×4協会では、1月26日~2月2日まで「創立35周年記念・カナダ研修視察ツアー」を実施し、17名が参加しました。今回は当会員以外にも「アース21」や「新住協」など道内有力工務店グループの参加者もあり、交流を深めながら実りのある視察となりました。
 
当協会は、ツーバイフォー住宅を十勝に導入するにあたってカナダと技術交流や人交流を深めてきた歴史があ、これまでも何か視察を行っています。今回は、中高層の建造物まで木造を進めるカナダの最新事情を視察し、今後の仕事に役立てるため、カナダ太平洋岸の中心都市・バンクーバーとその内陸部を回りました。
 
 
バンクーバーはアメリカのシアトルに近く、カナダの中では最も暖かい方です。冬の寒さを日本と比べると富山など北陸に近く、しかも根雪になることがあまりない穏やかな気候です。
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ただ、スキーリゾートで有名なウイスラーがバンクバーから車で2時間ほどの位置にあるなど、内陸部は山岳地帯となっていて寒く雪も多い地域です。

一行はまず、バンクーバーから内陸に400kmほど入ったケロウナ市で自動化の進んだツーバイフォー製材工場を見学しました。原木の木取り、製材、パッケージングなど自動化が進んでおり、コンピュータのボタン1つでさまざまな長さの製材ができあがります。工場の大きさにも皆驚きました。
 
 
 
この後、バンクーバー在住の建築家・キミ伊藤さんの案内でバンクーバー市内のさまざまな木造建築を見学しました。バンクーバーは豊富な森林資源を背景に林業の街として発展。都市圏人口は200万人を超え、今も人口が増えて発展しています。
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このため、住宅が不足しがちとなったため、間口10m、奥行33mの標準的な住宅地のバックヤード(庭)部分に小さめの貸家を建てて副収入にするという動きが、法律の改正もあって盛んになっています。

そこで、小規模住宅を専門とするSMALL WORKS社を訪れ、レクチャーを受けた後、建築事例も見学しました。貸家と言っても、日本で言うロッジやコテージのように短期~中期の宿泊としても使われているようです。
 
 
カナダは40年前のオイルショックを教訓としてR-2000という日本の次世代省エネ基準を上回る省エネ住宅の規格を25年前に作り、当協会の工務店もチャレンジしてきた歴史があります。
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カナダはその後、さらに進化したネットゼロエネルギー住宅に取り組んできました。今回、日本での指導経験もあるクリス・マトック氏が、カナダのネットゼロエネルギーハウスについてセミナーを開いてくれました。

それからバンクーバーの北方120kmにあるウィスラーに移動して高級別荘地を見学。このほか、ホテルやコンドミニアム、図書館、文化会館など多数の木造建築を見学しました。

再びバンクーバー市内に戻り、2010年冬季オリンピック時に整備された木造の巨大なスケートリンク「リッチモンドオリンピックオーバル」を見学。高級住宅地を見学し、帰国の途に就きました。
 
 
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今回はカナダに行ってからの移動時間も長く、プログラムも行程表にびっしり書き込まれるほど忙しいスケジュールでしたが、多くの収穫があった視察でした。
 
 
 
※今回研修に参加された武部建設(株)(本社岩見沢市)の武部英治専務がすばらしいレポートをブログで発表してらっしゃいますので、こちらもぜひご覧下さい。

ブログ;『文化』を勝手に語る より
 

カナダ西部紀行・2/出発 からご覧下さい。


 
 
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2013年10月30日

十勝2×4協会35周年式典が無事終了しました

10月21日と22日の両日、帯広市内で十勝2×4協会35周年の記念行事を行い、無事終了しました。
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  式典には当会会員だけでなく、全道に広がる地場工務店の団体「アース21」様や、道と連携して高性能住宅を提供する「北方型住宅ECO推進協議会」様、良質な住宅に対して低利でしかも長期間固定金利の有利な条件で融資する住宅金融支援機構様などさまざまな関係者の方々がお祝いに駆けつけてくれました。この場を借りて御礼申し上げます。    
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式典では、当会会長の赤坂正があいさつした後、新建新聞社の三浦祐成社長(新建新聞編集長)とカナダ在住のK.Ito&Associates・伊藤公久社長が記念講演を行いました。
  131105_EP5_2740.jpg  
三浦編集長は、増税後の住宅市場について「陳列主義から推薦主義へ」という言葉を使って工務店の歩むべき道を示唆しました。「お客さまのためならどんな家でも建てられます」と、できることを列挙してショーケースに陳列するようなやり方を止めて、「こういう家が必要なんです」と、性能やプランなどプロとして自信を持って勧められるものを提示する。これを推薦主義と呼んでいます。

 
注文住宅は、「自分の思い通りにできる、選べる」が特徴です。でも、実際はお客さまにご負担をかけることもあります。「ドアノブのデザインまで自分で選ぶのは大変だった」と言われたお客さまもいます。
 
一方で、住宅の性能をどこまで引き上げるべきかは、お客さまご自身で判断するのは専門的で難しい事柄です。
 
幸いにも当会は、設立当初から毎月性能測定会を行い、フレーマー育成に力を入れるなど、プロとして良い家の性能基準をはっきり持ち、技能者育成に力を入れてきました。今回のお話を参考にしながら、各会員が日頃の取り組みを見直すきっかけになればと思います。
 
 
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伊藤氏は、木造建築が進んでいる国・カナダの取り組みを詳しく紹介しました。カナダ・バンクーバーで2010年に冬季オリンピックが開催されたことは記憶にも新しいと思いますが、このオリンピックでは木造の競技施設が使われました。木造建築を推進するのは森林資源が豊富なだけでなく、CO2排出量の削減に真剣に取り組んでいるからなのです。

実は来年1月、当会では伊藤氏の案内でカナダへ視察に行く予定です。カナダはツーバイフォーの本場でもあり、われわれもいろんな支援をいただいて技術力を磨いてきました。今回の講演は『予備学習』として頭に入れておき、来年実際にカナダの優れた木造建築を見学するなど、見聞を広めたいと思っています。

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さて、夜は祝賀会でした。ご来賓の方を始め、多くの方が参加しました。十勝ワインの「清見」が各テーブルに並ぶなど、少しだけぜいたくな気分に浸りました。

翌22日は会員の建築現場や完成現場を視察する見学会でした。朝から昼過ぎまでびっちりスケジュールが組まれ、休憩する間も忘れるほど見て回りました。道産材を使ったツーバイフォー建築現場、デザインにこだわったモデルハウス、北方型住宅ECOレベルの高性能住宅をリーズナブルな価格で建てた完成現場など、見どころがいっぱいでした。

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さて、お祭り気分もほどほどに、当会会員は毎日地道に仕事を続けています。
5年後の40周年記念では、さらに盛大にお祝いできるよう、実のある活動を続けていきたいと思いますので、ご支援、ご指導のほどよろしくお願いします。

   

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2010年06月14日

平成22年度(第1回)長期優良住宅先導事業の評価結果

長期優良住宅先導事業の採択結果が発表されました。残念ながら、木造道産家2x4モデルは採択されませんでした。


今年はもう1回(後期)の申請があります、再チャレンジも良いのではないでしょうかね。

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2010年04月27日

平成22年度「既存住宅流通活性化等事業」の内容

おはようございます、昨夜の十勝2x4協会の例会お疲れさまでした、帰り際にお話をした補助事業の内容です。興味があれば事務局さんに?してみてください。


■平成22年度「既存住宅流通活性化等事業」


既存住宅のグレードアップをして、
(10年瑕疵保証に当たる2大瑕疵:構造又は雨水)


瑕疵保険をつけて、履歴情報を登録する、
という中古住宅の流通活性化


イメージは、屋根を直す、外壁を直す、
腐った土台や柱を取り替えるなどだと思うけど・・・
他の工事が一緒になってももちろんOK


受付:4/28から5/31


リフォーム工事タイプ(われわれ工事する工務店に対して)


補助額:上限100万で下記


イ・工事費用の1/4
ロ・リフォーム瑕疵保険に加入するための費用
ハ・保険法人が行う検査に要する費用
ニ・住宅履歴情報の登録又は蓄積に要する費用



詳しくは・http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000150.html


1事業者、5000万なので、100万補助のリフォームで50軒分 アパートも、OK(上限2000万)


事業者はたとえば十勝2x4協会でということでしょうかね

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2010年01月27日

新体制決まる

昨日十勝2x4協会の定例総会があり、22年の方向が決まりまり、役員も新体制へと移行します。

新会長 赤坂建設社長
副会長 鹿島組社長
     外田組常務
の三役が決まりました、このHPのトップページでも近く代表の決意表明が書き込まれることでしょう。

なおこの後、新しい準会員、賛助会員2社が入会が認められました。okamoto

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