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2012年02月01日

長期優良住宅普及促進補助の「地域型住宅ブランド化事業」

国土交通省が2012年度の予算で実施を予定している、中小工務店を対象にした長期優良住宅普及促進補助の「地域型住宅ブランド化事業」。

 これまでの長期優良住宅補助「木のいえ整備促進事業」との違いは、中小工務店や建材店、木材供給者、建築設計事務所などが連携したグループ行政ニュース地域型住宅ブランド化事業で木造住宅を供給するシステムを評価する点だ。

 イメージは「長期優良住宅先導事業」に近い。地域の家づくりグループから提案を募集、評価を行い採択。採択を受けたグループに所属する工務店に補助を行う。

 建物自体の性能は長期優良住宅の基準を満たすだけでよい。評価のポイントは、地域連携の仕組みや波及効果の大きさなど、「地域に根ざした長期優良住宅」に対する工夫や取り組みが中心になる。

 なお、「波及効果の点から、原則10社程度以上の工務店が所属するグループであることを条件の一つとして検討している」(国交省)。

 国交省では「予算が成立し次第、早々の募集開始を想定している」とするが、仮に4月の年度明けから提案受け付けを開始したとしても、採択結果の発表は夏頃が目途になるもよう。これも先導事業と同じイメージだ。ただし、先導事業に比べると申請数が増えることも予想され、採択時期が後ずれする可能性もある。

 国交省では、「木のいえ整備促進事業から仕組みが変わることから、スムーズな制度開始に向け、事業者への情報提供にも力を入れる」と話す。予算案の審議状況も踏まえ、今年度内にも提案申請希望者向けの説明会などを開催していくほか、地方公共団体などにも働きかけ、参加を呼びかけていくとする。

admin (2012年2月 1日 13:34) | コメント(0) | トラックバック(0)

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