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十勝2×4協会ブログ

2011年04月28日

「十勝産カラマツの2×4住宅について」を掲載

4月21日、旭川市で道総研・林産試験場(旧・道立林産試験場)の成果発表会が行われ、そこで我が十勝2×4協会のメンバーである(株)サトウさんらが進めてきた十勝産カラマツを使った2×4材の研究成果が発表されました。

国の品質規格であるJASでは、カラマツの強度は2×4材に使用される北米の輸入材よりも劣っていることになっています。しかし今回の研究では、同等の強度を持つことが立証されました。この成果をきっかけに、十勝産カラマツ材の広範囲な活用が広まることが期待されます。

詳しくは、トップページ下にある「十勝産カラマツの2×4住宅について」というバナーをクリックして下さい。発表当日の資料をPDFでご覧になれます。

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2011年04月20日

合板関連のの続き

●丸玉産業

 丸玉産業津別工場(北海道津別町)は従来からの24時間操業に加え、土曜日も出勤日とし、おおむね10%の増産を図った。増産分は主に仮設住宅需要へ振り向けている。

 同工場の製造品目はすべて構造用合板。原木は北海道産カラマツ・トドマツがほぼ100%で、調達は「現時点では問題ない」(同社)。一般向け出荷については既存の顧客で手いっぱいの状況もあり「たとえば3カ月後など、先の注文には応えられない」(同)という。

●浅井合板工場

 南洋材普通合板の製造を主力とする浅井合板工場(愛知県弥富市)は、東南アジアの原木確保がひっ迫していたところに、震災によって仮需が発生した。注文に供給が追いつかない状態にあったが、月間1000立米のペースだった生産を20%増の1200立米に高めて対応する。

 9・12㎜厚など仮設住宅の内張り用の需要も若干あるが、基本的には既存の顧客への対応が中心。現在は新規の受注も開始した。「震災直後のパニック的な注文に比べると、だいぶ落ち着いてきた感がある」(同社)としている。

●林ベニヤ産業

 林ベニヤ産業(大阪府大阪市)は24時間操業、土曜日出勤により月間2万立米の生産量を20~30%増産。最大で能力いっぱいの50%増を目指している。主な製造品目は構造用合板12㎜と、同24・28㎜の厚もの。出荷は仮設住宅向けが最優先で、12㎜の需要が多いことから、その比率を高め、急ピッチで生産している。

 受注残が1カ月分あったためストップしていた一般向けの注文も、3月下旬から実需に限り再開した。問屋からの直接注文の場合は、現場までの配送を行うなかで、実需にもとづくことを極力確認して対応しているという。

 原木は長野・岐阜・京都などの国産針葉樹が7割。「調達はいまのところ支障がなく、足りない分は輸入材でまかなう」(同社)としている。

●日新グループ

 日新グループ(島根県松江市)は湖北ベニヤ、島根合板、日新、島根県合板協同組合でおおむね月間4万立米の生産能力を持つ。昨年前半は約7割の稼働率だったが、今年に入って8割にアップ。震災への対応でさらに稼働日数を増やし、3月は前月に比べプラス1000立米を供給した。

 また3月下旬には、住友林業クレストから引き継いだ徳島県小松島市の工場がJAS認定を取得。4月から、月間約6000立米の生産能力を持つ日新四国工場としてスタートした。これにより、4月は前月比プラス2000~3000立米の供給を予定している。

 増産分は、仮設住宅などの被災地支援資材として出荷。そのため構造用合板12㎜の生産比率を増やしている。さまざまなルートを通して優先的に供給していくとともに、既存の顧客に対しても従来どおりの安定供給を維持していく考えだ。

 原材料の確保に関しては「海外からの針葉樹と、接着剤の値上げが懸念される」(同グループ)という。

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新建ハウジングのHPからですokamoto


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2011年04月20日

国内合板メーカーの動き, 減産から一転しフル稼働へ 普通­合板も増産

 東日本大震災で大きな被害を受けなかった国内の合板メーカーは、すでに一定の増産体制をえ、
震災前を大きく上回るペースで供給を行っている。その動きを順次紹介していく。

●秋田プライウッド

 秋田プライウッド(秋田県秋田市)は向浜第一、同第二、男鹿の3工場でフル生産体制に

入った 震災前に比べ15%増となる月間4万6000立米の供給を目指し、24時間操業を

行っている。
 構造用合板12㎜と、同24・28㎜の厚ものが中心。現在のところ必要な電力・燃料の供給に

問はなく、 各種原材料の確保にも支障はないとしている。

●新秋木工業

 震災前に2~3割の減産を行っていた新秋木工業秋田工場(秋田県秋田市)も、ほぼフル

生産に移行。 月間55万枚(12㎜厚3×6版換算)だった供給量を70万枚に引き上げている。
 同工場は型枠用ラワン合板と針葉樹合板を製造しているが、現在の情勢をかんがみ、

構造用合板12㎜と 同24・28㎜の厚ものに生産を集中。原木は秋田スギ、国産カラマツ、

ロシア材などだが、現在のところ 「調達に問題はない」(同社)としている。
 ただし、今後の「東北電力の計画停電の動向が気になる」(同)という。

●新潟合板振興

 新潟合板振興(新潟県新潟市)も震災前は減産を行っていたが、現在はフル生産に入った。

シフトを変更し ほぼ24時間操業の状態。月間3500~3800立米だった供給量を、生産能力

いっぱいの5000立米に 増やしている。
 製造アイテムは3~30㎜厚の普通合板がメーン。造作・建具、下地用の合板で、仮設住宅

需要に向けて 4㎜、9㎜、12㎜厚を急ピッチに製造している。また生産ラインの設計上、

増産対応はできないが、地元・越後 スギの構造用合板もつくっている。

●大新合板工業

 大新合板工業(新潟県新潟市)は、震災前に対し5%強の増産を図った。同社の主力は

厚2・5㎜の3×7サイズ、 4×8サイズなど、二次加工用の台板合板。生産ラインの設計上、

針葉樹合板の増産はできないが、主力の台板 合板で生産量を4月からアップさせている。
 同社によると、復旧の初期は躯体の建築用途にかかる合板が求められるため、現時点で

台板合板に引き合いが あるかはわからないという。しかし「その後、復興の段階に入ってき

たとき、内装用・建具用に需要が見込まれる」 (同社)とする。
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国内合板の生産拡大と共にこれから入荷予定の海外産の合板とで5.6月には供給過剰が

見えてきましたね、 後は緊急にはGWですね、東岩がこれから窯(炉)のメンテの為に1カ月

生産中止、さてどうなるのか不安です 。okamot


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2011年04月19日

フレーミング検定の報告

14日に十勝2x4協会のフレーミング検定が行われました。

2ヵ所で長期優良(木のいえ促進事業)の」現場でした。

まずは帯広の広岡建設、清流の川での現場、カーポート組み込みの現場でした、感心したのが

カーポートと本屋を分離(50mmのみ)しての構造計算をしていましたので、壁量が少なくても

問題なく処理していたのがとても参考になりました。

なかなか言葉では表現できませんが参加している者には理解が出来たと思います、参加する

ことに意義がありますね。ラッキーでした。

次の現場はやはり帯広の業者でウッドライフ、北16西3での大型の現場200㎡を超えているので

排煙窓のことで話題、更にここではタイベツクの処理と通気層の関連等に深い話になりました。

このフレーミング検定は他社の鋭い目でチェックされますので現場の大工さんも緊張しての仕事、

釘打ち、金物の緊結、先張りシートの収まり、構造のチェック等がされます。

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これに先立ち、7日には気密測定も協会の手で行なわれています。帯広のカンノホームと池田の

赤坂建設で5社が立ち会ったそうです。okamoto

 


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2011年04月19日

木造よりも壊れたRC造

 東日本大震災で津波を免れた内陸部では、屋根瓦の落下や外装材の脱落といった被害にとどまる木造家屋が多かった。しかし、そんな地域でも大きな被害が目立った建物がある。鉄筋コンクリート(RC)造の事務所ビルや庁舎だ。

 例えば、震度6強の揺れに見舞われた茨城県笠間市にある市役所笠間支所の庁舎。1階の建物外周にある柱(外柱)や開口部を設けた耐力壁などが軒並みせん断破壊した。

1階の外柱がせん断破壊した笠間市役所笠間支所の庁舎。写真はいずれも3月21日に撮影(写真:日経アーキテクチュア)
1階の外柱がせん断破壊した笠間市役所笠間支所の庁舎。写真はいずれも3月21日に撮影(写真:日経アーキテクチュア)

 庁舎は応急危険度判定で「危険」とされ、立ち入り禁止に。市は市役所の業務を近くの公民館に移した。

 庁舎はRC造3階建てで、1970年ごろに完成した。柱の帯筋は20cm程度の間隔でしか入っていなかった。現行の耐震基準の半分ほどの量だ。

 さらに、柱の両側にある垂れ壁や腰壁には、構造スリットを設けていなかった。その結果、柱は十分に変形できず、せん断力が集中して、ぜい性破壊しやすい「短柱」となっていた。

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日経アーキティクチュァーの記事からです、写真がコピー出来なかったのが残念ですが、RCもかなりの被害にあっているようです。木造とりわけ2x4はどうなんでしょうね・・・okamoto

 


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2011年04月18日

ダウ化工、「スタイロフォーム」押出発泡ポリスチレン板の輸入開始へ

 ダウ化工(東京都品川区)は、親会社であるザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(米国ミシガン州)の欧州工場から、「スタイロフォーム」押出発泡ポリスチレン板を輸入することを発表した。東日本大震災の影響などによる断熱材製品の品薄状況に対応するもの。

 今年の6月上旬をめどに、ダウ・ケミカルのドイツ、ポルトガル、イギリス工場から同製品をコンテナで輸入。輸入量は、月間5000立方メートルを計画し、その後販売を開始する予定。

 完全ノンフロン製品で、JIS A9511 A種押出法ポリスチレンフォーム保温材保温板1種bの規格値および国内グリーン購入法の断熱材判断基準に適合する。

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スタイロフォームの輸入は当然ですね(歓迎)・・・次はグラスウールですね、東岩の恵庭工場が炉のメンテで1カ月生産が出来ないとか、かなりの品薄なのにこのGW業界は手をうたない、まるで打ち合わせたかのようです、独禁法に触れないのだろうかと思っちゃいますね。okamoto


 


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2011年04月16日

品薄な構造用合板の「値崩れ」を懸念、林野庁

岩手県と宮城県で生産される合板は、全国シェアの約3割を占めるとされる。東日本大震災による津波で、これらの地域の工場が被災した結果、建設現場などで構造用合板の品薄感が高まっている。半面、林野庁木材産業課の唐澤智課長補佐は「今後は値崩れも心配だ」と語る。品薄といわれる製品の「高騰」ではなく「値崩れ」を懸念するのはなぜか。

 林野庁では、被災していない国内工場でフル生産体制を敷けば、今後の合板需要に対応できるとみている。2009年の全国の合板生産量が約229万m3であるのに対し、被災地以外の工場の生産能力は246万m3(日刊木材新聞調べ)だからだ。応急仮設住宅の建設に必要な合板については、6万戸で約4万1000m3に過ぎないため、不足することはないという。

 一方、工務店などでは実際に「合板がない」状況が発生している。需給の逼迫を見越して複数社に発注したり、普段よりも多めに合板を確保したりする動きが、混乱を助長しているとみられる。

 現場の声に対応するため、緊急輸入を検討している企業などもある。唐澤課長補佐が懸念するのは、こうした動きで合板が余る事態だ。「4月末から5月中旬にかけて大量の輸入製品が入ってきた際に品薄感が収まっていれば、値崩れを起こすかもしれない」。

 今後も、合板の価格が安定しない時期が続く可能性がある。長期的にみても、震災復興による需要増や、消費者の住宅購入意欲の減退による需要減など、不確定要素は多い。しばらくは、動向を注視する必要がありそうだ。

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十勝での声は「コンパネはないしかし高ければある・・・ようだ」「構造用合板28㎜品薄、又は確保が出来ないか、15,5と9,5はカナダのCSP合板ならどうやら確保できる水準」いずれにしろこの際価格を上げたいのが流れになって来ている、困ったもんだ。

したがって安定的に入荷、更にコストを抑えることが出来るのであれば業者として輸入合板(性能が担保されている条件で)は歓迎です。okamoto

 

 


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2011年04月08日

旭硝子 鹿島工場のガラス生産4月中旬から 受注も再開

旭硝子(本社:東京都)は、建築用フロート板ガラス生産設備の一部が損傷し、操業停止していた鹿島工場(茨城県神栖市)で、4月中旬の生産開始を目標に復旧作業を行っている。

 生産再開までの出荷は、供給に支障をきたすことのないよう、在庫や、海外を含めたグループ内の他拠点からの出荷によって対応。また震災発生直後から受注を制限していた一部品種についても、受注を再開した。

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これでまずはガラスがOKなので外部の現場の戸締りが可能になる、後はグラスウールが安定してほしいですね・・・okamoto


 

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2011年04月07日

2011年度に実施予定の木のいえ整備促進事業


国土交通省は2011年度に実施予定の「木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業。以下、木のいえ事業)」の1事業者当たりの上限補助戸数を、10年度木のいえ事業第2回募集・事業登録申請形式の利用戸数から差し引いた数とする方針を固めた。当初予定を見直し、11年度木のいえ事業の上限補助戸数として10年度木のいえ事業の活用戸数は内数にカウントしない(事業登録申請形式での申請戸数を除く)。11年度木のいえ事業の補助戸数上限は、1事業者5戸だった10年度木のいえ事業(同)と同規模になるものとみられる。事業の実施時期については諸般の事情を検討するため、現時点では未定となっている

う、む、何を言っているのだろうか?まぁ~明日になれば詳しいコメントができるか?・・・okamoto

 

 

 

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2011年04月05日

建材の買い占め・売り惜しみに「断固たる措置」 法的罰則の適用などで

大畠章宏国土交通大臣は4月5日、閣議後の記者会見で、建材の買い占めや売り惜しみに対して、罰則規定もある「買い占め売り惜しみ防止法」などの適用などで「断固たる措置をとる」との方針を表明した。

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えぇ~ほんとうにそんなことができるのですかね

日曜日の勝毎の一面にも合板、GWがないとの記事が載っていましたが

「断固たる措置をとる」ことができたらありがたいですね okamoto

 

 




 

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2011年04月02日

日合連、仮設住宅への国産針葉樹活用を要望

 日本合板工業組合連合会(日合連)は3月31日に行われた「森林・林業・林産業活性化推進議員連盟」(会長:小平忠正衆議院議員)の総会で、仮設住宅への国産針葉樹構造用合板の活用などを求めた。

 日合連は、現在、被災した組合員企業の生産減をカバーするため、被災していない組合員企業などで増産態勢をとっていることを報告。被災した組合員企業が地域経済の再興に貢献できるよう、仮設住宅の建設仕様を見直しすることで、間仕切り、押し入れ、天井などに国産針葉樹構造用合板が活用できるように要望した。

 また、仮需・買い占め・売り惜しみなどの投機的行為の厳禁や、輸入品などの非JAS合板の住宅建設への使用禁止を徹底することなどを求めた。

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実際の現場では国産(道産)の針葉樹合板は出てきません、3x6の28㎜、4x8の15.5㎜などは切実な問題です、仕方なく輸入のCSP、OSBに向かわざるおえないのが現状です。okamoto

 


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2011年04月01日

エクセルシャノン 既注文品から生産再開 3拠点が操業


 樹脂サッシのエクセルシャノン(本社:東京都)は3月29日までに、停止していた製造拠点の花巻工場(岩手県)と真岡工場(栃木県)、関連会社・東北シャノン(岩手県)の操業を再開した。

 震災前の既注文品から生産を開始している段階。新規注文の受け付けも行っている。が、ガラスなど原材料の調達が不安定なことから通常ベースの出荷までには至らず「納期回答はできない」(同社担当者)としている。

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