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フラット35S 検討している人は急いだ方がいいかも

2011.07.15

数日前の日本経済新聞で「フラット35S来年度も継続」というスクープ記事が載りました。

フラット35とは、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が全期間固定金利、低金利の住宅ローン
を民間金融機関に提供させるための仕組みです。緊急経済対策として始められたのがフラット35S
で、これは性能の良い住宅を建てる人に対しては「金利を安くしましょう」というもの。

特に、長期優良住宅など国が進めようとしている住宅を建てる人には20年間金利を1%安くする
など、かなりメリットの多い制度です。この金利を安くするための財源は国が出しています。

ところが、スクープ記事によると、予想外にフラット35Sの利用者が多く、用意していた財源が早く
尽きそうなことと、今後の継続を考えると金利の優遇幅を縮小するという方向に傾いているそうです。

今年度は当初は12月30日が受付終了予定となっていましたが、日経では9月末にもフラット35S
の申込受付が終了するのでは、と予想しています。
さらに、来年度以降もフラット35Sは継続するものの、金利優遇幅は0.5%程度に抑えるとしています。

他の新聞は一切報じていないので、日経独自のスッパ抜き記事なんでしょうが、当の支援機構側
も「どこからあんな話になったのか」と火消しに懸命です。

ただ、フラット35S早期終了の話は春頃から出ていますので、検討されている方は早めに動いた方
がいいかと思います。

(K)

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