十勝2×4協会

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ツーバイフォーの発展とともに 久保工務店

社長インタビュー

会社事務所
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写真左から、牧野弘則部長、久保誠社長
写真左から、牧野弘則部長、久保誠社長
ツーバイフォーがまだ珍しかった時代に作ったパンフレットが今も残っている
ツーバイフォーがまだ珍しかった時代に作ったパンフレットが今も残っている
久保工務店の最新作は、今年7月完成したばかりの宿「ラッキーフィールド」。その内部造作
久保工務店の最新作は、今年7月完成したばかりの宿「ラッキーフィールド」。その内部造作
「ラッキーフィールド」は、施主と友人が協力して内装を手がけるなど、ユニークな作りのツーバイフォー建築だ
「ラッキーフィールド」は、施主と友人が協力して内装を手がけるなど、ユニークな作りのツーバイフォー建築だ
建築中の「ラッキーフィールド」。カラマツの柱を建てたところ
建築中の「ラッキーフィールド」。カラマツの柱を建てたところ
「十勝の自然を楽しむ宿」ラッキーフィールド。音更郊外にある客室4室10名のコンパクトな宿。
「十勝の自然を楽しむ宿」ラッキーフィールド。音更郊外にある客室4室10名のコンパクトな宿。
宿のHPhttp://lodgeluckyfield.com/

 寒冷地十勝では、暖かいだけでなく冬の暖房費が少なくて済む住宅が求められていました。原油価格が高騰したオイルショックの頃、カナダからツーバイフォー工法が日本に紹介されました。頑丈で暖かくて省エネ、その魅力を知っていち早く取り組み、日本で定着させようと日々実践してきたのが創業42年目を迎える久保工務店です。
 初めて2×4住宅を建設したのは32年前、それ以来2×4住宅の性能を実証するために自ら投資し、残してきた多くのデータは、この地域の高い技術力を維持・発展させるための貴重な財産になっています。

自社の家づくりの特徴は?

久保 絶えずお客様に合わせているので、むしろ特徴が無いかもしれません。お客様がなるべく低い価格で満足できる家を建てたいと思うのは当然です。こちらは設計から完成まで、全てを知り尽くしているプロです。どこをどうすれば余計なお金をかけずに済むか、ということももちろん知っています。ですからお客様としっかり話しあい、相談しながら仕事をしているので、この15年ほどクレームはほぼ皆無ですし、いただいた場合は全て無料で応じています。
 おかげさまで、どのお客様ともいい関係を続けさせていただいております。突然電話をいただいたと思ったら「これから家に来て飲もう」なんて言われたり。新築させていただいてから数10年経って建替え、リフォームしたいというご注文をいただくことも多いです。そんなときはいつも感無量ですね。この仕事を通じて何10年というお付き合いをさせていただいていることに。

国内に紹介されたばかりの2×4住宅に取組み始めたきっかけは?

久保 オイルショックの頃、2×4という技術を知った当初は、新しい技術に興味を持つ程度でした。そのあと自分の新居を建てることに決めたのですが、建築とは無縁の仕事をしていた父親から「どうせやるのなら、ぜひ自宅を2×4で建てろ」と言われたんです。実際取り組んでみると、その強度や暖かさなどの性能の高さを、建てながら実感し、のめりこむことになりました。
 自宅の建設をきっかけに、取り組む価値が大いにあると2×4に本腰を入れ始めたのですが、最初はさっぱりでした。「冬暖かくて夏涼しい」と言葉でPRしても、ほとんどの人は見向きもしてくれません。そこで、自分で温度計測の機械を購入し、まだ数が少なかった2×4住宅で建てたお客さんにデータを取らせてもらったんです。それによって部屋間による温度差が少ないことなど、高性能を証明できました。少しずつ2×4住宅が注目されるようになりました。昭和55年ぐらいのことです。

それから十勝圏内では一気に2×4が広まった?

久保 いいえ。当時はまだ国内に材料が無い上に、カナダから年に2度しか入ってきませんでした。そのため2×4を手がけるためには材料を大量在庫しなければならないリスクがあったんです。在庫を抱えている会社から他の会社に材料を売って回したりしていたこともあり、在来工法の住宅に比べて価格も高かったですね。カナダから入ってくる材料は、その当時は乾燥が不完全だったので建設後に痩せてしまい、クロスがよじれてしまうようなことも多かったんです。
 それでも続けたのは、最初に建てたときに実感した性能の高さです。私は技術者なので可能性を信じていました。当初は多くの問題を抱えていましたが、本来の2×4住宅は高い性能があることは知っていました。だから問題をなんとか自分達で解決してでも普及させる価値があると確信していました。

その努力が十勝圏の2×4住宅普及につながったと実感している?

久保 当時から続けてきた月一回の勉強会は今でも協会で行われていますし、東京や札幌に足を運んで情報収集にも努めています。そのため行政が定める基準を遥かに越える性能を持つ住宅建設が協会に加盟する企業の間では常識になっています。下手な家を建てると恥ずかしくて他の会員に言えない、そんな空気が協会にはあるので、絶え間ない技術の向上が自然に生まれてきています。


会社情報

企業データ 1969年創業
社内体制 社長・部長1名
合計2名
過去の実績 創業以来 累計300~400戸、アパート・マンション含めて約2,000戸
過去3年間 平均3戸ぐらい
社名 有限会社久保工務店
住所 〒080-0014
帯広市西4条南33丁目17番地
TEL 0155-48-0414
FAX 0155-48-0503
HP  
E-mail  

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